今年観た映画の中で面白かったものとつまらなかったものを書きます。
あまり観てないので参考にならないかもしれないけれど・・・・・・とりあえず頭を整理するということもかねて書き出してみる、のじゃ~。
10 GODZILLA 怪獣惑星
ゴジラシリーズ初の劇場アニメで、トンチキ怪獣映画としてのゴジラを受け継いだSF作品。宇宙人や超兵器がゴロゴロする中ゴジラと戦うという平成VSシリーズのような胡乱な雰囲気が好みだった。
小説版はめちゃくちゃ面白いので読んでから観てほしい。
9 釜山行き
最近はやりの韓国のゾンビ映画。めちゃくちゃ早いゾンビがめちゃくちゃいっぱい出てくるだけでめちゃくちゃ盛り上がるということを実感した一作。
スピーディーでじらしのないストーリーも面白かったです。
スターウォーズという概念を破壊し、神話性を剥ぎ取り、再構築しようという意志を強く押し出した異色作。
確かに構成はめちゃくちゃだ。
それでも、巨大すぎるアメリカの神話に戦いを挑みリビルドしようというあまりにも無謀であまりにも野心的な試みを支持したい。
7 IT
スティーブン・キングのピエロが追いかけてくるジュブナイルホラー。ホラーというよりは冒険ものとしての出来が良かったです。ピエロを筆頭とするモンスター造形も満点。
6 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーVol.2
マーベルのアメコミ映画。
最近硬直化しているMCUにあって、あまり繋がりに束縛されることない作品を作ったらめちゃ良いものが出来ていた。
ギャグかとおもいきやまさかの感動大作で、ラストシーンの美しさはトップクラス。
5 キングコング 髑髏島の巨神
ギャレゴジと世界観を同じにする怪獣バトル映画。
ギャレゴジになかった残酷シーンと怪獣バトルがてんこ盛りの超怪作。
血沸き肉躍る怪獣バトルの背後にちらつく時代に取り残された人々の悲哀もあって、最後の最後まで余すところなく楽しめた。
4 HiGH&LOW THEMOVIE2/3
ハイローです。ハイローは映画ではなくハイローと言った方がいい何かになっていました。
前作より洗練された映像美と長回しの快感がブッ続く驚愕の体験。
鬼邪高校が後景化しているという問題点はありましたが、ハイローという作品を締めくくるにふさわしい作品でした。
3 ローガン
マーベルにおける仮面ライダーアマゾンズみたいな作品。
老い衰えたプロフェッサーXとウルヴァリンと人がどんどん死んでいく無情さはさながらハリウッドで子連れ狼を描き直したかのよう。
アメコミ映画のアプローチを魅せてくれた作品で、プロフェッサーXとウルヴァリンのラストランとしては最高。
絶賛迷走中のDCEUの映画。監督がジョス・ウェドンということで画面が暗くない。
アベンジャーズに比べて癖の強すぎるメンバーがわちゃわちゃと戦う。
BVSの実質後編なのでBVSを観ろとしか言い様がないのですが、テーマとしてはかなり綺麗な作品だったかと思います。
1 レゴバットマン・ザ・ムービー
歴代DC映画の中でもぶっちぎりトップです!
子供騙しの映画ではなく、むしろアメコミオタクのために作られた映画です。
冒頭5分でそれが分かるはず。
実写版とは一味違ったバットマンとジョーカーのキャラ付け、キレキレのギャグ、バットファミリーの絆、熱すぎるラストまで詰め込まれたちょっとおかしい名作。
おまけ ワースト
3 あゝ、荒野
世間的には高評価で、確かに濡れ場やボクシングシーンは良かったけれどこれだけの長尺を使っておきながら纏め切れていないのは映画としてどうなのか。
あと「世相を斬る!」みたいな感じでぶち込まれたオリジナル要素がしゃらくさい。
2 ワンダーウーマン
こういう判に押したようなアメコミオリジン映画はもういらない。
1 虐殺器官
原作のプロローグが削除されたことで炎上したアニメ映画。原作うんぬん以上に演出があまりにも単調で、観ていて本当に悲しくなった。