円卓しんじつを目撃せよ「キング・アーサー」

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円卓の騎士はカンフーを使う、いいね?

 ある者はトンチキ映画と答え、ある者は普通の映画と答える。

そんな賛否両論のキンアサこと「キング・アーサー」を観てきました。

監督は「シャーロック・ホームズ」「コードネーム:アンクル」のガイ・リッチー

「コードネーム:アンクル」がバリバリ面白かったので結構期待していたのですが。

トンチキ映画という感想も、普通の映画という感想もわかる気がしました。

 

物語は魔物との取引によってイングランドを奪ったヴォーティガンとその甥であるアーサーが戦ってアーサーが王になるまでという至ってシンプルな話で、ストーリーそのものにはあまりツッコミどころのない普通のハリウッド映画という感じです。

アーサーの他、パーシヴァル、モードレッド、マーリン、1人しかいない12人の支配者などソシャゲでおなじみのメンバーも多数登場します。

ところが。

要所要所に変な要素がねじ込まれており、これが「トンチキ映画」たるゆえんになっているかと思います。

例としては、序盤いきなり出てくる巨象軍団

面白黒人

キングコングに出てきそうな怪獣島での修行パート。

山の翁みたいなラスボス

カンフーマスターの円卓の騎士ジョージ。

これら「イギ、リス……?」というような要素がわりと王道なストーリーにしれっと混ざることで妙な雰囲気が出ています。

特に巨象に関しては、大迫力の戦闘シーンも相まって、この映画の方向性を……決定づけなかった!

 

序盤では魔術師が操る巨象VS騎士のめちゃ盛り上がる合戦が描かれるのですが、その後はスラムに流されたアーサーの冒険譚になり、ラスボス戦もごく小規模なものになる。

戦闘シーンとしてのピークは間違いなく序盤です。

なんとなくちぐはぐな感じがするんですよね。

歴史映画的なことをやっておきながらバリバリのファンタジー要素が突っ込まれて。

クライマックスでまた合戦シーンがあるのかと思いきや一騎うちで。

甲冑が出てくるのかと思いきや今風の恰好で出てきたり。

バトルシップ」「HiGH&LOW」などのように話的にぶっ飛んでいるわけではないので、そういうのを求めて観るくちにはがっかりしてしまうかも。

ただし、要所要所の破壊力はかなり高く、前述の象さんバトルの他、カンフー・ジョージのカンフーシーン、怪獣島、ブリティッシュタワー爆破などはめちゃくちゃ盛り上がるところ。

 

アーサーが王座につく前の話なので、日本のソシャゲにおいてなじみ深いランスロットやガウェインなどは出てきません。

ただストーリーの筋立ても戦闘シーンもかなりRPGみたいな映画だったので、ソシャゲ感覚で観ると面白いかもしれません。

 

個人的な不満点としてはガイ・リッチー作品でよくあるバッバッとカットする編集があまりにも多すぎて観ていて疲れるというところがあり。

(行動Aをやろうとするシーン)→(実際に行動Aをやったシーン)→(行動Aをやろうとするシーン)→(実際に……)

というのが連発されるので、ここがちょっとわかりづらかった。

 

実はこれは4DXで観たのですが、4DX、おすすめです!

戦闘シーンでバシバシ揺れるし、飛び交う弓矢や剣風、突き刺さる感覚を体感できるので破壊力高いシーンの破壊力を増幅させてくれる。

後は、画面に立体感がでるので洞窟や怪獣島、城砦などを模型を見回すかのように楽しめるところもおすすめです。

 

さあ君も「キング・アーサー」を観ておそるべきアーサーしんじつを目に焼き付けよ。

円卓の騎士はカンフーが使える

ということは嫌でも頭に叩き込まれる2時間ですぞ。